ほくろ除去を簡単に自分で行うには?クリーム・カソーダ・もぐさを徹底比較
ポツンとあるほくろは、気にしなければそれで済んでしまうものですが、気になり始めるととことん気になりますよね。
そして思いつくのが「なんとか自分で取れないか?」ということなのではないでしょうか。
ほくろの種類によっては自分で取ることができる場合があるのですが、実は自分で取ってはいけないほくろもあります。
自宅でほくろ除去する方法や取ってはいけないほくろの種類、自分でほくろ除去するに当たってのリスクなどについてご紹介していきます。
目次
簡単?ほくろ除去を自宅で行う方法をご紹介
簡単ではありませんが、ほくろは自分で除去することも可能です。
[自分でほくろ除去する方法①]ほくろ除去クリーム(カソーダ)を使う
ほくろ除去クリームとは、カソーダと言われるひまし油と、重曹を主成分としたクリームです。
重曹のアルカリ成分でほくろ部分の皮膚を溶かすことによって、ほくろを除去することができます。
皮膚の主成分はタンパク質で、アルカリ成分に弱い性質を持っています。
このため、カソーダと重曹を塗り込むことでほくろ部分のタンパク質を溶かし、除去することができるのです。
この方法はカソーダを塗るだけというお手軽さで実践できるメリットはあるのですが、ほくろ以外の部分にカソーダが広がると炎症が起こることがあります。
カソーダでほくろを除去するのなら、ほくろの周囲の皮膚を絆創膏などで保護し、カソーダが付着しないように注意しなければならず、とても危険です。
[自分でほくろ除去する方法②]もぐさを使う
もぐさというのは、いわゆるお灸です。
もぐさと線香があれば実践できる方法で、もぐさから伝わる線香の熱によって、ほくろを焼き切ってしまう方法です。
ただし、この方法は初心者では難しいため、お灸に慣れている方向きだといえるでしょう。
[自分でほくろ除去する方法③]精油ジェルを使う
精油配合のジェルを塗ってほくろを除去する方法です。
現在販売されている製品には「モールクリア」や「ワートモールバニッシュ」などがあります。
しかし、いずれも国産ではないため、海外製の化粧品に抵抗がある方にはおすすめしません。
この方法もまたカソーダと同様、ほくろ以外の皮膚にジェルが付着すると炎症が起こることがありますので、使用に当たっては十分な注意が必要です。
[自分でほくろ除去する方法④]レーザーペンを使う
レーザーペンとは、ペンタイプのレーザー美顔器です。レーザーペンで、黒い色素に反応するレーザーの性質を利用してほくろを除去するという方法です。
ペンタイプのため使いやすいというメリットはありますが、レーザーを照射する以上取り扱いには十分注意する必要があります。
自分で行うほくろ除去のリスクとは
自分でほくろを除去でき、なおかつノーリスクならいうことがありません。しかし、自分で行うほくろ除去には以下のリスクが伴います。
やけどのリスク
まず、もぐさやレーザーペンの場合、少し手元が狂えばやけどする可能性があります。
もちろん、これらに慣れてしまえばやけどのリスクはかなり低くなりますが、慣れが必要なケアの場合では、慣れる前にほくろ除去に挑戦すると、どんどんやけどのリスクが高まります。
もぐさやレーザーペンでほくろ除去をすれば必ずやけどをするということではありませんが、その可能性がある以上、リスクとして捉えておく必要はあります。
傷跡のリスク
今回紹介した自宅でほくろを除去する方法は、いずれの方法でも傷跡が残るリスクがあります。
浅い傷跡ならターンオーバーとともに薄くなりますが、深い傷跡でそれが真皮層にまで及んだ場合では、そのまま残ったり、薄くなるのに長期間を必要としたりすることがあります。
自宅でほくろ除去するのなら、このようなリスクも頭に入れたうえで、自己責任で実践しましょう。
【重要】自分で除去してはいけないほくろもある?
ほくろによく似たメラノーマという病気があることをご存じでしょうか。
メラノーマは”ほくろの癌”ともいわれ、放置しているとどんどん大きくなって増殖するという特徴があり、悪性のためリンパ節などへ転移することもあります。
メラノーマは「左右非対称」「周囲がギザギサしている」「ほくろの色にムラがある」「一般的なほくろよりも大きく、放置しているとさらに大きくなる」といった特徴があります。
このようなほくろは、もしかすると、それはメラノーマかもしれません。
メラノーマの疑いがある場合、自宅での除去を避け、医療機関で診断を受けましょう。
安全にほくろ除去を行いたいなら美容外科での保険適用治療
美容外科というと、どうしても自由診療(自費診療)のイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、美容外科でも保険適用治療は存在しており、ほくろ除去もその対象となることがあります。
ほくろがメラノーマに近い状態であれば、除去後に病理検査に提出し、それがメラノーマかどうかも調べることも可能です。
自宅でほくろを除去できれば安価な費用で済みますが、やけどや傷跡のリスクがあるだけでなく、メラノーマだった場合を見逃すリスクも考えられます。
安全にほくろ除去を行いたいのなら、保険適用治療の取り扱いがある美容外科に相談して、治療を検討するのがベストです。
それでは、美容外科で受けられるほくろ除去治療についてご紹介します。美容外科で行うほくろ除去治療は、レーザー治療と皮膚切除手術の二種類があります。
レーザー治療
レーザーは黒い色素に反応しますので、色素が濃いほくろには特に強い反応を示します。
つまり、ほくろ除去に効果的な治療だということですが、出血や治療中の痛みに関して心配という方も多いかと思います。
これらに関しては、心配する必要ありません。美容外科やクリニックのレーザー治療は局所麻酔を使用しているため、1部位数分間で完了することが可能なうえに、出血はありません。
安心してレーザー治療を受けることができるでしょう。
皮膚切除手術
しこりができていたり、凹凸のあるほくろであれば、切除手術がおすすめです。
しこりがある場合では皮下組織ごと切除しなければならないことがあるため、レーザー治療で対応することができません。
美容外科やクリニックでは、仕上がりの美しさも考慮したうえで皮膚切除手術を行うので、治療後に残る傷跡を最小限に留めることが可能です。
しこりがあるほくろやジュクジュクした感じのほくろは、腫瘍であることも少なくありません。のようなほくろは、悪化する前にまず美容外科に相談して、治療を開始することが望ましいです。
池袋サンシャイン美容外科のほくろ治療
池袋サンシャイン美容外科では、レーザー治療、皮膚切除治療ともに保険適用治療としてご案内させていただいております。
悪性でないほくろ、あるいは小さくて目立たないほくろであればそのまま放置しておいても問題はありませんが、顔などの目立つところなどにあると、気になってしまう人も多いでしょう。
自分で除去するのは、入手の難しい物が必要になったり、火傷等のリスクがあったり、なかなか難しいです。
ほくろでお困りの場合は、自分で除去をしてみようとは考えずに、安心して、安全に除去できる美容外科に相談しましょう。
池袋サンシャイン美容外科では、保険適用治療で自由治療よりもお安く施術いたします。
カウンセリングは常に受け付けておりますので、どうぞお気軽にお越しください。