切る?切らない?方法別にフェイスリフトの効果、メリット・デメリットを比較
年齢とともにしわやたるみ、気になるほうれい線などお肌の悩みが増えてきている方も多いのではないでしょうか?
今回はその悩みを改善するための効果的な美容医療についてご紹介します。
目次
加齢による老け顔、そもそもその原因とは?
お顔の筋力低下や皮膚の弾性を保つコラーゲン、エラスチンの減少
年を重ねるごとに、ほうれい線や瞼の周りのシワ、たるみなどが顕著になっていき顔の印象が変わってきてしまうことを加齢変化といいます。
これらは皮膚や軟部組織、歯を含めた骨格などが老化により弱っていき、もともとあった肌のハリがなくなってしまうことが原因として考えられます。
元々持っている顔の形や肌の性質などに影響されると考えられています。
顔の肌のハリを取り戻すために効果的な施術が「フェイスリフト」です。
まずはあなたの要望別におすすめのフェイスリフトを診断
まずはあなたのご要望に沿った施術方法をご紹介いたします。
下記で該当するものの多い方をチェックしてみましょう。
切らない糸リフトはこんな方におすすめ
✔周りにバレたくない
✔傷跡が残るリスクや施術の痛みが怖い
✔比較的安価に治療を受けたい
フェイスリフト(糸リフト)はこんな方におすすめ
✔確実な効果が欲しい
✔メンテナンス(定期的な通院)の手間を省きたい
✔コスパ重視
2つのフェイスリフトについて施術概要やメリットをそれぞれご紹介
ここから前述してきた切らないフェイスリフト(糸リフト)と切るフェイスリフト(切開リフト)について詳しくご紹介していきます。
切らないフェイスリフト(糸リフト)
・施術概要
糸を挿入しお顔のたるみやしわ、ほうれい線などを引っ張り、リフトアップする治療です。
糸にはトゲのようなものがついており、皮下組織にひっかかることで、お顔をリフトアップさせることが可能になります。
糸には吸水性と非吸水性があり、吸水性の糸を用いたリフトアップ治療は安全性が高いのが特徴です。当院では吸水性の糸を使用しています。
・メリット
✔傷跡が残りづらい
✔比較的安価に治療を受けることができる
✔ダウンタイムが短く、気軽に受けることができる
切らないため跡が残りづらく、ダウンタイムが短いことが最大のメリットです。
傷跡やダウンタイムが気になる方におすすめの施術です。
切るフェイスリフト(切開リフト)
・施術概要
切開線はフェイスリフトをする場所によって異なりますが、基本的に耳の前を中心に引き上げたい場所によっては耳の後ろまで切り、切開したところから皮下組織をはく離します。
そこからお顔を引っ張り、リフトアップします。
・メリット
✔切らない若返り治療やエステなどに比べ、しわ・たるみ改善の効果が高い
✔持続期間が長いため、結果コストも抑えられる
✔腫れやむくみが少ない
切らない糸リフトと比較すると、お顔のリフトアップの効果は高いものの、切開する必要があるため、
傷が残ってしまったり、ダウンタイムが長かったりとデメリットも存在します。
効果やダウンタイム、副作用を徹底比較
効果の継続期間の違い
効果の継続期間については、
・切開リフト→3〜10年
・糸リフト→半年〜2年
となります。
切開リフトはどのくらい皮膚を切るのか、またはSMAS筋まで縫うのかで継続期間が変わります。
個人差もありますが、少ない範囲の切除であれば持続時間は短いのが一般的です。
糸リフトは早いとわずか半年で効果がなくなってしまうので、長い間リフトアップ効果を実感したいのなら、切開リフトの方がおすすめになります。
費用、料金の違い
施術費用についてはクリニックや施術の細かい内容によっても変わりますが、平均的な費用は下記の通りです。
・切開リフト→60〜80万円
・糸リフト→30〜40万円
切るフェイスリフトの方が切らないフェイスリフトの約2倍の費用となることが多いです。
効果の継続期間から考えると妥当な数字ですが、施術費用をできるだけ抑えたい人は糸リフトの方が負担が軽くなります。
クリニックによってはローンやクレジットカードの分割支払いで支払うこともできるので、そちらも視野に入れて考えてみてくださいね。
ダウンタイムや副作用の違い
・切るフェイスリフト→7日
・切らないフェイスリフト→2〜3日
切るフェイスリフトは怪我をして縫った時と同じなので、1週間くらいはダウンタイムがあります。
切らない方は2〜3日で終了するので比較的短くなります。
副作用については切る方法でも切らない方法でも、腫れやみくみが出やすくなります。切るフェイスリフトの方が腫れが大きくなりやすいので、術後の過ごし方に注意が必要です。
まとめ
今回は2つのフェイスリフトについて説明してきましたがいかがでしたでしょうか?
どちらにもメリット、デメリットが存在するため、一概にどちらの方がおすすめです、と断言することができません。
まずは一度クリニックにカウンセリングを受けに行き、あなたのご要望にあった施術を医師といっしょに決めていくのが一番かと思います。
当院では無料でカウンセリングを行っていますので、
是非一度ご来院ください。