ほくろが出来るのは遺伝のせい?除去する方法や費用を解説!
生まれつきほくろが多い、年々ほくろが増えているのを感じるなど、鏡を見るたびにほくろで悩まされている方、いませんか?
ほくろの悩みを解消する方法として代表的なのが「ほくろ除去手術」ですが、実際にどのような方法で除去するのか、費用はいくら程度なのかなど詳細までしっかりと把握している方は多くありません。
そこで本記事では、ほくろが出来る原因から実際のほくろ除去治療、それにかかる費用を説明します。
目次
ほくろと遺伝の関係とは?
そもそも、ほくろは、成長過程において色素細胞になりきれなかった母斑細胞という細胞が、増殖することで出来ます。
母斑細胞が増殖する原因は二つあり、一つは体質という、先天性によるものです。
●先天性のほくろ
体質的に母斑細胞がうまく働かず、ほくろができやすい方は、生まれつきほくろが多いです。
また、両親のどちらかがほくろの出来やすい体質である場合、子供にもほくろが出来やすい体質が遺伝して自然と多くなる傾向があります。
もう一つは、メラニン色素によって出来る後天性によるものです。
●後天性のほくろ
おもに、ほくろは紫外線や摩擦など、外部からの刺激によってメラニンが作られたときに出来ます。
外部からの刺激でメラニン色素の分泌が活発になり、体がメラニンを排出しきれず体内に残った結果ほくろとなります。
メラニン色素は紫外線を浴びたり、摩擦など皮膚への強い刺激により分泌されます。
また、日頃のストレスや疲労、生活習慣の乱れなどによってできる場合もあります。
ほくろは皮膚の良性のできものの一種とされ、皮膚がんと見た目が似ており区別がつきづらいことから、大きなほくろは皮膚科の受診が勧められています。
このように、ほくろは
の二つの要因により、発生します。
ほくろと皮膚がんの違いについて
大きなほくろだと、皮膚がんの一種である「メラノーマ」と似ていて見た目では判別ができないと言われています。
ここでは、それぞれの違いについて解説します。
皮膚がん「メラノーマ」の種類について
メラノーマにもいくつか症状があり、足の裏にできる「末端黒子型」・広範囲がシミのように黒くなる「悪性黒子型」・大きく出っ張ったほくろのような症状の「表在拡大型」「結節型」などがあります。
その中でも、ほくろと見た目が似ているのは「表在拡大型」と「結節型」です。
メラノーマの特徴とは
症状は、皮膚が大きく出っ張っており、一般的なほくろよりも遥かに大きくなっていることがほとんどです。
また、ほくろは左右対称であることが普通ですが、悪性腫瘍は左右非対称であることも特徴の一つです。
メラノーマのような皮膚がんは見た目以外で判断することが難しく、また素人では見分けづらいです。
もし上記の症状に該当するほくろがある場合は、一度医師の診断を受けることをおすすめします。
ほくろを増やさないためにできること
ほくろは生まれつきの体質によって出来やすい場合もありますが、大抵の場合は日常生活の中で気をかけておくことでほくろの増加を未然に防ぐことができます。
ここでは、ほくろを増やさないためにできることを紹介します。
日焼け止めクリームを塗る
ほくろが出来るほとんどの原因は日焼けによるメラニン色素の過剰分泌です。
日焼け止めクリームを普段から塗っておくことでメラニン色素の無駄な分泌を防ぎ、結果的にほくろを増やさないことにつながります。
衣服などによる摩擦を防ぐ
摩擦による刺激でもメラニン色素は分泌されます。
衣服などの摩擦を防ぐには、素材のいいものを選ぶ、服を着る前にワセリンなどの滑りやすい保湿剤かベビーパウダーを塗ってさらさらにしておくことなどが効果的です。
保湿を十分に行う
皮膚の刺激によってメラニン色素は分泌されます。
皮膚の刺激を防止する・修復するためにも保湿を十分に行うと、ほくろの増加予防につながります。
ビタミンやリコピンをよく摂取する
ビタミンは、メラニン色素の生成を抑制する効果がありますので、サプリメントや野菜などからビタミンを摂取しましょう。
また、ほくろやシミは、活性酸素が体内に多いことで増加します。
ですので、活性酸素の発生を抑える抗酸化成分「リコピン」が多く含まれたトマトなども摂ることで、ほくろの増加を予防することができます。
ほくろ除去の治療とは?
ほくろ除去治療は、ほくろを取り除けるのとともに、そのほくろが悪性腫瘍ではないかが分かる病理診断を受けることができます。
診断結果はほくろ除去治療を行ったクリニックに約10日後前後に送付され、悪性の皮膚腫瘍だった場合はクリニックから連絡が来ることがあります。
なお、悪性である場合はほとんどなく、そうであった場合も腫瘍部分は完全に除去されているため問題はありません。
それでは、実際のほくろ除去治療について説明します。
治療には、大きく分けてレーザーと皮膚切除の二種類があります。
レーザー
ほくろ除去治療として代表的なのがこのレーザーです。
レーザー治療は短時間で受けることができ、ダウンタイムも長引かずに済むことが特徴です。
レーザー治療にも以下の二通りの方法があります。
●電気メスによる切開凝固法
電気メスを使って、皮膚内に埋まっているほくろを含めて除去する方法です。
局所麻酔で行われます。
こちらは「くり抜く」というイメージに近く、術後は皮膚内のほくろを取った分が凹んでいます。
この凹みは術後2~3週間ほどで気にならなくなります。
●炭酸ガスレーザーであるCO2レーザーによる蒸散法
CO2レーザーの光でほくろを少しずつ除去する方法です。
局所麻酔で行われます。
こちらは「削る」というイメージに近く、症状に応じて浅く削ったり、深く掘ることが可能です。
電気メスに比べて治療後の腫れや痛みも少なく、傷跡がきれいに済みます。
レーザー治療では削り残しなどにより再発する可能性もありますので、腕のある医師を選ぶ必要があります。
池袋サンシャイン美容外科では、リーズナブルな価格で効果の得られる治療が行われているのでおすすめです。
皮膚切除
かなり大きなほくろや、何度も再発するほくろに用いられる方法です。
治療は局所麻酔で行われ、全体で約20分程度の手術となります。
手術方法はほくろ部分の皮膚を切除して縫合します。
切除をするため、術後のだいたい10日後に抜糸を行います。
レーザー治療は広範囲に行うと、ほくろは取れても色素沈着が残って同じ範囲のシミとなる可能性があります。
これを防ぐために皮膚切除を行い、1本の細い線にしたほうが傷跡は目立ちません。
レーザー治療と比べると少し大掛かりですが、レーザーでは対処しきれないほくろを除去することができ、またほくろ部分の皮膚を完全に切除するため再発の心配がありません。
保険適用の池袋サンシャイン美容外科のほくろ治療
ほくろ除去の治療を検討するにあたり、気になるのは費用です。
保険治療が可能なのであれば、よりリーズナブルに施術を受けることができますが、実際のところはどうなのでしょうか。
ここでは、保険適用のほくろ除去治療の条件と、保険診療でのほくろ除去を行っている池袋サンシャイン美容外科での施術について解説します。
保険適用の条件について
ほくろ除去治療において、保険が適用されるには以下のような条件があります。
条件はクリニックによっても変わりますが、保険適用で治療を受けるにはクリニックが定めている条件をすべて満たしている必要があります。
池袋サンシャイン美容外科の治療について
日本美容外科学会認定医の院長直々に行われるほくろ除去治療は、ほとんどの場合は保険診療で受けることができます。
手術方法にはレーザーと皮膚切除があり、小さいほくろにはレーザー、1cm以上の大きいほくろには皮膚切除での治療を勧めています。
保険適応のほくろである場合は、保険証持参により自己負担3割の価格で治療を受けることができます。
また、除去したほくろを病理検査に出すため、診断結果を受けることも可能です。
池袋サンシャイン美容外科でほくろ除去治療を受けるメリットは以下のようになります。
●一度で完了する
ほくろは再発しやすい治療の一つですが、池袋サンシャイン美容外科では一回で取り切ることができ、何度も通院する必要はありません。
●休日診療
土日も診療しており、平日に時間を確保できない方でも治療がしやすいです。
●未成年可能
保護者の方の同伴があれば、未成年でも治療を受けることが可能です。
●手術給付金が受けられることがある
加入されている生命保険会社や共済組合の保険内容によっては、ほくろ除去治療を保険適応にて行った場合、手術給付金を受けられる保険があります。
このように様々なメリットがありますので、ほくろ除去を検討されている方は池袋サンシャイン美容外科で、一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ほくろ除去の治療法は、レーザーと皮膚切除手術の大きく二つに分かれます。
ほくろ除去治療では、ほくろ除去とともにそのほくろが悪性でないかの診断を受けることもできます。
大きなほくろは皮膚ガンの症状と似ており、見た目で区別することは難しいため、もし心配な場合は一度クリニックへカウンセリングに行くことをおすすめします。
中には池袋サンシャイン美容外科のように、保険適用のリーズナブルな価格で治療をしているクリニックをもありますので、ほくろに悩んでいる方はぜひ治療を検討してみてください。