イボがうつるって本当?ウイルス感染の原因や治療方法をご紹介
今回の記事では「イボが最近増えたのではないか?」「イボってうつるの?」と不安を抱えている人に向けて、ウイルス性イボの感染原因や治療方法について詳しくご説明していきます。
ウイルス性イボを放置してしまうと悪化する恐れがあるので、正しい治療を行なっていくことが大切です。ぜひ参考にしてみてください。
目次
イボがうつるって本当?
「イボはうつる」ということを聞いたことはありませんか?そもそもイボとは何のことを指すのでしょうか?
イボについて詳しくご説明していきます。
イボとは
イボとは一体何を指すのでしょうか?イボとはいわゆる造語で「皮膚上で小さく盛り上がったもの」のことを指します。
「イボが足の裏にできた」と思っていても、実は皮膚病によってできた腫瘍である可能性もあるのです。
さらにイボにはミズイボ、年寄りイボなど数々の種類があります。
イボはうつる可能性がある
イボの正式名称は「ウイルス性疣贅」と言われています。
一般的にイボと言われているものをこの「ウイルス性疣贅」を指し、名前の通り「ウイルスが感染してできるイボ」のことを言います。
つまりイボがうつる可能性は十分にあり得るということです。
ウイルス性イボとは一体どのような症状のイボなのでしょうか?
ウイルス性イボとは
ウイルス性イボの症状や見分け方について詳しくご紹介していきます。
ウイルス性イボとは先述したとおり、「ウイルス性疣贅」という正式名称を持ち、ウイルスが小さい傷に入り込んでから3〜6ヶ月後にイボを形成します。
大人より子どもの方がこの「ウイルス性疣贅」に多くかかる傾向にあり、手足、ひじ、脇の下などの部位に感染するケースが一般的です。
イボ自体はうおの目やタコに似ている小さな盛り上がりのようなものですが、うおの目やタコは慢性的な刺激を受け続けた角質が厚くなってできるものなので、ウイルスから感染するイボとは異なるものです。
ウイルス性イボの症状
1cm未満の小さな盛り上がりでかゆみや痛みを伴わないので自覚症状が無い場合が多いです。
ウイルス性のイボが1つだけできることもありますが、多数のイボが同時にできることもあります。
手や足の指などに多く見られますが、顔などにもできるイボもあり、種類は様々です。
特に痛みやかゆみなどがないために、そのまま放置してしまい悪化してしまうケースが見られます。
ウイルス性イボの見分け方
ウイルス性イボは表面がかさついており、固い盛り上がりができています。
一方で、ミズイボの場合は表面がつるりとしており、少し光沢がかった小さな盛り上がりです。
さらにウイルス性イボは手のひらや足の裏に発生することが多いのに対し、ミズイボは毛に感染します。
ウイルスによっても感染する場所や特徴が異なるのです。
もし自分で判断するのが難しい場合は、インターネットなどで情報を集めたり、専門家に相談したりして判断していきましょう。
ウイルス性イボの種類
ウイルス性イボには150種類以上のものがあり、現在でも新たなタイプのウイルスが見つかっています。
ウイルスの種類によって、イボが発生する場所や見た目が異なる場合が多いです。
さらにウイルスの種類によっては、子宮癌や皮膚癌につながるケースもあります。
癌を引き起こす可能性のあるイボは悪性に分類されるので注意が必要です。
ウイルス性のイボがうつる原因
ウイルス性イボはどのようにして感染するのでしょうか?ウイルス性イボがうつる原因についてご紹介していきます。
ヒト乳頭腫ウイルスの感染
ウイルス性イボは「ヒト乳頭腫ウイルス (ヒトパピローマウイルス)」と言われるウイルスに感染して発生します。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層から形成されており、さらに何層もの細胞から成り立っています。
そのため「ヒト乳頭腫ウイルス」は健康的な皮膚から感染する可能性は低くなります。
一般的にウイルスに感染するのは、かすり傷などからウイルスが入り込んで細胞に感染する場合です。
細胞が感染すると分裂が活発になり、増加していきます。
この感染した細胞が固まってイボができます。
ウイルス性イボができてしまったら
ウイルスイボができてしまったらどのように対処すればいいのでしょうか?対処方法や予防法についてご紹介していきます。
むやみに触らない
イボを触れた手で他の部位を触ると、ウイルスが感染してしまう可能性があります。
特に傷口に触れてしまうと危険性が高くなるので注意が必要です。
むやみにイボに触らないようにしましょう。
ただし、他人への感染力はそこまで高くないためプールや温泉の利用は可能になります。
症状に合わせた治療を行う
イボの状態や症状に合わせた治療方法を選ぶようにしましょう。
例えば、レーザーなどでイボを除去する方法や、自宅で治療することのできる塗り薬による治療方法もあります。
それぞれの治療にメリット・デメリットが存在するので、自分に合った最適な治療方法を選ぶのが重要です。
イボの対策方法とは
ウイルス性のイボを防ぐワクチンはありませんが、健康な肌を保つことがイボの対策へと繋がります。
イボは皮膚の小さな傷からウイルスが侵入し感染してできるので、健康的な皮膚状況を保つことが大切です。
例えば、かゆいからといって肌をかいてしまったり、肌荒れのスキンケアを怠ったりするとイボができやすい環境になってしまいます。
肌をクリーンに保ちイボのできやすい状態を防ぎましょう。
ウイルス性イボを放置する危険性
ウイルス性イボを放置してしまうとサイズが大きくなったり、数が増えたりする可能性があります。
さらにウイルス性のため、手から足などにうつることもあり、放置しておくとイボの症状が悪化してしまうのです。
症状が悪化してしまうと治りにくくなってしまいます。
ウイルス性のイボを放置するのではなく正しい治療が必要です。
どのように対処していいか分からない人は病院やクリニックなどで専門家に相談しながら正しく治療を進めていきましょう。
「池袋サンシャイン美容外科」でのイボ治療
自分でウイルス性のイボを対処するのが難しい場合は、クリニックなどの専門機関で正しく治療を行いましょう。
「イボが最近大きくなってきた」「顔の目立つ場所にイボがあり、メイクで隠すことが難しい」など悩みを抱える人はいるのではないでしょうか?
「池袋サンシャイン美容外科」ではイボ治療を行なっており、20分程度の短時間で治療を行うことができます。
さらに病理審査の結果を受けることもできるのが嬉しいポイントです。
施術を行なってから10日後にクリニックに審査結果が届きます。
悪性の場合は大学病院へ紹介状を作成するなどのアフターフォローも万全です。
まとめ
「最近イボが増えた気がする」「イボってうつるの?」と不安を抱える人に向けて、イボの感染について詳しくご説明しました。
ウイルス性イボを放置していると、他の部位に感染するなど悪化する可能性があるので、正しい治療を行うことが大切です。
クリニックなどで専門家と相談しながら治療を行うのも一つの手段になります。
イボを発見したら速やかに治療を行いましょう。