気になる顔のたるみやシワ、ほうれい線を引き締めるためには?自分で改善できる対策法をご紹介
年齢とともに誰でもしわやたるみに悩まされるものです。マッサージやエステティックサロンで施術を受けても、しばらくすると元通りということもあるのではないでしょうか。
そんな美容に関するお悩みをお持ちの方には、美容医療がおすすめです。そこで今回は、顔のしわやたるみを改善するのに効果的な美容医療についてご紹介します。
目次
顔のたるみやしわ、ほうれい線が気になってきた…自分でできる改善方法をご紹介
顔のしわやたるみを改善するのに効果的な美容医療についてご紹介する前に、まずは自分でできるしわやたるみの改善法について見ていきたいと思います。
紫外線、保湿ケア
・紫外線ケア
紫外線には大きく分けてUVA、UVB、UVCの3種類がありますが、この中で地上へと届くのはUVAとUVBの2つです。
紫外線には物質を破壊する力があるため、窓際のフロアマットが退色したり、ベランダの洗濯ばさみがボロボロになったり、日焼けをしたりする原因となります。
中でもUVBは私たちの皮膚に対して強い作用を持つことが分かっています。破壊力の強い紫外線を浴びることにより、シミやしわ、ソバカスなどのリスクが高くなります。
そのため、シミやしわ、ソバカスなどを予防するためには、紫外線ケアが重要です。もっとも簡単な方法は日傘をさしたり、帽子をかぶったりするという方法です。
女性であればUVカットの化粧品を利用するものよいでしょう。最近は男性用の日傘や化粧品もあるので、しわが気になる男性も試してみてはいかがでしょうか。
・保湿ケア
お肌にとってもっとも避けたい事態が乾燥です。特に冬場になると空気が乾燥してくるため、しっかり保湿をしておかないと皮膚がひび割れたようになってしまいます。
保湿をするもっとも簡単な方法が、洗顔後に化粧水や美容液を塗布するという方法です。ただし、化粧水や美容液だけで済ませるのは片手落ちです。
なぜなら、皮膚へと浸透した水分を保持するためには、上からカバーを施す必要があるからです。その方法としてあげられるのが乳液やクリームを塗布することです。
皮膚に潤いを与えたうえで、しっかりとカバーすることにより、皮膚を乾燥から守ることが可能となります。
また、空気が乾燥しているといくら保湿をしても追いつかないため、冬場には加湿器を用いるなどして、部屋の湿度をコントロールすることも重要です。
頬や口元を鍛えるエクササイズ
顔にしわやたるみが生じる原因としては、筋力の低下や血行不良などがあげられます。特に顔の表情を作る筋肉(表情筋)がこり固まると、しわやたるみのリスクが増します。
筋肉が硬くなる原因は、筋肉の使いすぎ、もしくは使わなさすぎの2つです。特にデスクワークなど長時間パソコンと向き合っていると、表情筋を使わないためにこり固まってしまいやすくなります。
頬や口元を鍛えるエクササイズをおこなうことで、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進し、顔のしわやたるみを予防・改善することが期待できます。ここではおすすめのエクササイズを2つご紹介します。
・あいうえお体操
あいうえお体操はその名の通り、口を大きく「あ・い・う・え・お」の形に開くエクササイズです。特に「い」と「え」に口をするときに、口角をギュッとあげるように意識するとよいでしょう。
・ペットボトル使ったエクササイズ
空のペットボトルを口で咥えるだけでも、表情筋を鍛えることが可能です。慣れてきたら水を入れ、徐々に負荷を増していきましょう。
また、空のペットボトルを口に咥え、ペットボトルがへこむくらいの勢いで息を吸い、10秒間キープしたら、ペットボトルを膨らませるイメージで息を吐きだすのも効果的です。
美顔器
顔に当ててコロコロ転がしたり、弱い電流を流したりする美顔器も、しわやたるみを予防するのに効果的です。ただし、皮膚に対して刺激を与えすぎると、肌荒れのリスクもあります。正しい使い方を守るよう心がけましょう。
マッサージやエステティックサロンで施術を受ける
しわやたるみを予防・改善するのであれば、マッサージやエステティックサロンで施術を受けるという手もあります。ただし、ある程度は継続して通わないと効果が維持できません。
顔のしわ、たるみ改善に効果的な美容医療をご紹介
ここまで自分で顔のしわやたるみを予防・改善する方法について紹介しましたが、時間がなくて自分ではケアできないという方もいらっしゃると思います。そのような方におすすめの美容医療についてご紹介します。
注射系の施術
・概要紹介
注射系の美容医療としては、ボトックス注射やヒアルロン酸注射などがあげられます。ボトックスは正式名称をボツリヌス毒素製剤といい、筋肉の動きを妨げる作用があります。
ボトックス注射をエラなどのお肉が気になる場所へおこなうことで、顔をすっきりと見せることが可能になります。また、シワを改善するのにも効果的とされています。
・料金相場
美容医療は原則として審美目的でおこなわれるため、ケガの治療のように健康保険が使えません。そのため、治療にかかる費用は全額自己負担となります。
ボトックス注射の場合、料金相場はおよそ60,000円から100,000円となっています。ヒアルロン酸注射の場合、料金相場は40,000円から100,000円程度のところが多いようです。
レーザー系の施術
・概要紹介
顔のしわやたるみを改善するための美容医療としては、レーザー系の施術もあげられています。主にサーマクールやウルセラといった技法が採られます。
サーマクールもウルセラも、皮膚に対して高周波のレーザー(厳密にはレーザーではないのですが、便宜上レーザーと呼んでいます)を照射するのが特徴です。
もともとはガンの治療に用いられていた施術で、皮膚の下に熱を加えることで、顔を引き締める効果があります。
・料金相場
サーマクールの場合、料金相場はおよそ100,000円から300,000円、ウルセラの場合、200,000円から400,000円となっています。クリニックによって料金はまちまちなので、ホームページなどから確認するとよいでしょう。
フェイスリフト系の施術
・概要紹介
フェイスリフトには、大きく分けて切開をともなうものと、切開をともなわないものの2タイプがあります。
切開をともなうフェイスリフトはヨーロッパを中心に古くからおこなわれており、リフトアップ効果は高いものの、傷跡が残ってしまうというデメリットがあります。
切開をともなわないフェイスリフトは、スレッドリフトや糸リフトなどと呼ばれており、医療用の特殊な糸を皮下に挿入し、筋膜ごと筋肉を持ち上げることで、顔のしわやたるみを改善します。
・料金相場
切開をともなうフェイスリフトに関しては、料金相場が500,000円から2,500,000円と幅広いのが特徴です。糸を用いた切らないフェイスリフトの場合、料金相場は200,000円から400,000円となっています。
いずれの美容医療も顔のしわやたるみを改善するのに効果的ですが、しわやたるみの場所や程度によって、最適な施術法を選択することが重要です。
まとめ
顔のしわやたるみは突然現れるものではなく、日常生活におけるクセや習慣の積み重ねによって生じるものです。
マッサージやエステティックサロンの施術を受けたり、顔の筋肉をトレーニングしたりすることで、顔のしわやたるみを予防・改善することが期待できます。
ただ、根本的に顔のしわやたるみを取り除きたいのであれば、当院のような専門のクリニックで、美容医療の施術を受けることが一番です。
池袋サンシャイン美容外科では、1人1人に合った最適な施術法を提案しております。カウンセリングは無料でおこなっておりますので、気になることがありましたらなんでもご相談ください。