わきが治療(保険適用手術)
保険を使って再発しない、わきが手術
目次[表示]
治療を受けたほうがいい…?わきが(腋臭症)のチェックリスト
わきが治療はこんな人におすすめ
- わきの匂いが気になって電車に乗れない
- 職場での周りの目が気になる
- 家族・友人・職場の人から匂いを指摘された
わきがセルフチェックリスト
- 耳アカが湿っている
わきの下にアポクリン腺が多いことと同様に耳アカが湿っている人はアポクリン腺が多いため、わきが体質である可能性が高く、わきが治療の必要がある人と言えます。 - 家族にわきが(ワキガ・腋臭症)・多汗症体質の人がいる
- 緊張したり、興奮するとよく汗ばむ
- 自分の体臭が気になる
- 他人にニオイを指摘されたことがある
- 服のワキの下に黄色い汗染みができる
- 毛深い方である
- 季節に関係なくワキの下に汗をよくかく
少しでも気になったらまずはカウンセリングへ
わきが手術は保険適用で治療が可能入院の必要もなく、カウンセリング当日に両ワキの手術をしてお帰り頂ける負担の少ない手術です。
少しでも自分の体臭が気になっている方はぜひ気兼ねなくご相談にいらっしゃってください。
まずは患者様一人一人のご希望に沿った治療計画の立ち上げから、お手伝いいたします。
当院のわきが治療について
保険適用で出来るわきが治療の直視下反転剪除法
ちょくしかはんてんせんじょほう直視下反転剪除法
脇の皮膚を切開し、汗腺を直接目で見ながら除去する手術です。
臭いの元になるアポクリン腺と発汗するエクリン腺を除去することで
ワキガの原因を完全に除去することができます。
また、毛根も同時に除去するので脱毛効果もありますが、
あくまでもワキガ治療として行いますので脱毛目的での手術は行えません。
保険適用のわきが手術のご料金
片ワキ | 約22,000円 |
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両ワキ | 約43,000円 |
※3割負担の方の場合のお値段です
※母子医療や0~2割負担の方にも保険適用がされます
直視下反転剪除法のメリット・デメリット
●保険適用で永久的に効果が持続するため、コスパが良い
直視下反転剪除法を行ってワキガ治療を行うメリットは、2つあります。
1つ目は、ワキガの原因であるアポクリン腺を完全に除去し、効果が永続的であることです。
2つ目は、手術費用が安いことです。保険が適用されるうえ、医療保険の加入状況によっては手術給付金が受け取れる場合もあります。
●保険に加え、手術給付金が受けられる可能性も
任意加入されている生命保険や共済組合の保険によってはわきが手術に対し手術給付金を受けられる保険があります。
保険適用手術名は”視下反転剪除法”(別名皮弁法)です。この名前にて給付金を受けられるか保険会社へのご確認をお願いいたします。
給付をうけられるようでしたら保険会社から指定の診断書を受け取りクリニックへご持参ください。 当院にて手術を受けられた方を対象に診断書の作成をいたします。
※ご相談のみで治療をされていない方の診断書作成は行っておりません。
●術後のケアが必要
デメリットは手術で皮膚を切開し術後のケアが必要であることです。3日間はガーゼで圧迫し、1週間後に抜糸するまでは脇を濡らすことができません。
念のため手術後1か月は激しい運動などは控えていただくと傷口が開く危険性が下がります。
しかし、手術に関する不安はなるべくケアできるよう体制が整っていますので、医師にお気軽に相談してください。
術後のケアや注意点が気になる方はこちら→●直視下反転剪除法の概要
当院のわきが治療は以下のようになっています。
施術時間 |
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施術後の通院 |
手術後7日目に抜糸 1か月検診 |
入院の必要性 |
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麻酔 |
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痛み・腫れ |
※手術中痛みを感じることがございましたら麻酔を追加いたしますので、遠慮なくおっしゃってください。 |
カウンセリング当日の治療 |
※ご予約状況によっては、別のお日にちでのご案内をさせていただく場合もございます。 |
当院が多くの患者様に選ばれるポイントをご紹介
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01. 土日祝日も診療・手術できます
当クリニックでは土日祝日も診療しておりますので、お仕事や学校をお休みする必要なく治療にお通いいただけます。
また休日診療扱いになりませんため、保険の料金が増えることもございません。
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02. 未成年の方の治療もできます
当クリニックでは中学生以上の未成年の方も治療を承っており、今まで多くの未成年の方がご来院されています。
(小学生以下の方はご治療をお控えいただいておりますのでご了承ください。)
また、基本的に未成年の方は保護者の方とのご同伴が必要となりますが高校卒業された方は、親権者同意書をご持参いただければ、お一人でのご来院と治療が可能となります。 -
03. 診察当日の治療も大丈夫
診察当日に手術をすることが可能です。手術時間は20分程度となります。当日に手術をお受けいただき、術後すぐにお帰りいただくことが可能です。手術当日から通常の生活をしていただいてかまいません。
7日~10日目が抜糸の予定日となりますので、事前の日程のご調整をお願いいたします。
わきが保険手術の治療の流れ
ご来院からわきが治療終了までの全体の流れ
施術の流れ
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01カウンセリング
まずはカウンセリングを行わせていただきます。女性カウンセラーが担当しますので、男性には聞きづらいこともお気軽にご相談ください。
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02診察
次に医師がワキガの程度を確認させていただきます。患者様の状態に応じて適切な手術内容の説明を行わせていただきます。ご希望されれば、カウンセリング当日に手術を行うことも可能です。
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03手術
ワキの毛の生えている箇所をマークし、ワキのシワに沿って皮膚を切開し、アポクリン腺除去します。術後は、止血し、圧迫固定します。
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04包帯外し
抜糸手術から3日目に包帯外し、手術から7-10日目に抜糸を行います。抜糸は痛みはありませんのでご安心下さい。
お仕事などがある方は、包帯外しはご来院いただかなくても大丈夫です。 -
05経過診察
当院では、術後の経過・症状の改善を最後まで責任を持ってご対応いたしますので、ご安心ください。
抜糸後の診察は、何回でもお受けします。
わきが手術の詳しい流れ
脇の範囲をデザイン後、局所麻酔を注射で行います。
その後、脇の折れジワに沿って、約数㎝切開をします。
最小限の傷の幅に抑えて皮膚をひっくり返し、医師が直接はさみでアポクリン汗腺とエクリン汗腺を除去します。
わきがの元となる汗腺を除去するとつるつるの状態となります。
皮膚を360度あらゆる方向にひっくり返し、しっかり汗腺がなくなっていることを確認してから縫合を行います。
除去した汗腺の一部です。この汗腺がわきがのにおいの原因元になります。
止血処理を行った後、皮膚がよれたりずれてくっつかないように縫合を行います。
傷跡は脇中央の1本のみで、他の部分は皮膚がよれてくっつかないように糸で留めているだけなので傷跡としては残りません。
縫合後は、クッションとテーピングを脇に挟んで巻いてお帰り頂きます。
抗生物質と痛み止めを3日分お持ち帰りいただきます。
術後のケアや注意点について
抜糸が終わるまでの生活について
●運動はお控えいただくが、家事やデスクワークなどは問題ございません
手術後も、基本的な家事やデスクワークなどは不自由ながらも問題なく行っていただけます。
しかし、テニス・ゴルフといった脇に負担がかかる運動はお控えください。
また、自転車やお車の運転なども抜糸が終わるまでお控えいただいております。
●入浴は患部をぬらさないようにご注意いただきます
切開縫合手術となりますため、脇は抜糸(手術後約7日目)が終わるまでの間濡らすことができません。
お風呂に入られるときには、サランラップを巻くなど防水して濡らさないようにお入りください。
頭を洗う際も肩が濡れないように、お気を付け下さい。
髪が長い方は、美容院などで洗髪されるのも良いかもしれません。
術後の包帯について
●通常3日間は包帯を巻きっぱなしにしていただきます
手術終了後、脇をクッションで圧迫し、捻挫用テーピングで固定して、お帰り頂きます。
(クッションを脇に直接縫い付けるタイオーバーは脇の傷を増やすことになりますので当院では行っておりません。)
このテーピングによる圧迫固定は、骨折のギプスのような役割とお考え下さい。
その為、次回ご来院時までは24時間巻きっぱなしとなります。
通常は手術をしてからの最短3日後にクリニックへお越しいただければ、包帯を外すことが可能です。(くれぐれも自己判断での包帯外しはお控えください。不正出血の原因となります)
●包帯を外した後はガーゼを当てるだけになります
3日目にクリニックにてテーピングによる圧迫固定を解除しましたら、ワキにはガーゼを当てているだけの身軽な状態となります。
身軽な状態になっても、まだ脇は傷口を縫合した状態です。その為抜糸が終わるまでは、今までと同様に濡らせませんし 脇に過度な負担がかかる行動はお控えください。
テーピングによる圧迫固定時と同様に、脇を濡らさないようにご注意ください。
抜糸が終わった後のご注意
●抜糸後も1ヶ月以上は、脇に負担のかかる激しい運動はお控え下さい
わきがの手術後、約7日目~10日目に抜糸を行います。
これで、基本的なわきが治療は終了となります。
翌日からは脇を濡らしてお風呂も入る頃ができます。
抜糸が終われば、ひとまず安心の状態ですが、抜糸したての傷口は大変柔らかく開きやすい状態です。
術後1ヶ月以上は、脇に負担のかかる激しい運動はお控え下さい。
また温泉や海・プールなどは衛生面の点からも傷口がしっかりくっつくまではお控えください。
術後の傷跡ケアと経過について
●抜糸後でも診察を受けることが可能
当院では、術後の経過・症状の改善を最後まで責任を持ってご対応させて頂いております。 抜糸後の適切なアドバイスと診察を何度でもご診察いただけます。
手術において脇全体の皮膚を剥離し、わきがの原因となるアポクリン汗腺の除去を行うため、手術直後は硬さや赤み・色素沈着などができます。
●手術の傷跡は6か月~1年ほどで落ち着きます
6か月も経過していくと徐々にきれいに仕上がってまいります。傷跡が完全に落ち着くには1年ほどくらいかかるとお考え下さい。
元々アトピー性皮膚炎の体質の方などは、皮膚が弱く色素沈着が強く生じる傾向の方もいらっしゃいます。ケロイド体質の方は、手術後半年程度かけて傷口がケロイド状に盛り上がってくる方もいらっしゃいます。
色素沈着になりやすいご自覚がある方やケロイド体質の方には、予防する内服薬をご用意させていただいております。 気になる方は、どうぞお気軽にお尋ねください。
●術後1か月以内は患部のマッサージとストレッチが重要になります
また、脇はもともとしわが多くたるみやすい部分の為、人によって位は皮膚がずれてくっついてしまう方や皮膚のツッパリが気になる方もいらっしゃいます。
そのような時は、術後1ヶ月以内の皮膚を伸ばすストレッチが大変重要となってまいります。
医師にて直接マッサージをさせて頂いておりますので、気になる方は放置せずご相談ください。
わきが保険適用治療に関するよくある質問
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ワキガ治療ができない場合はある?
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当日の施術は可能?
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保険は適用される?
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わきがを診断してもらうだけでも可能?
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未成年ですが治療できますか?
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妊娠・授乳中でも、わきが治療はできますか?
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すそわきがも治療できますか?
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わきがは遺伝なのでしょうか?
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手術をしないで脇のニオイを軽減させる方法はないですか?
わきが治療の色々な方法
他院のわきが治療と比較
治療内容 | |||
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レーザー治療(ミラドライなど) | 手術(保険適用) | 筋肉の縮小に作用する薬剤注射 | |
効果 | 永続的 | 永続的 | 一時的 |
治療時間 | 約1時間 | 約1時間 | 約5分前後 |
保険適用 | 不可 | 可能 | 不可 |
料金 | 約30万円(両ワキ) | 約4万円(両ワキ) | 約8万円(両ワキ) |
筋肉の縮小に作用する薬剤注射によるワキガ治療
脇に筋肉を縮小させる薬剤を注射し、臭いを出すアポクリン腺の周りの筋肉の働きを弱めます。
注射なので治療時間が短く、日常生活への影響がほとんどありません。
費用は保険適用外で、両脇で99,000円となります。
効果は個人差がありますが3~6か月継続し、注射した薬剤が体内に吸収されるにつれて効果が薄まります。
ミラドライなどのレーザーによるワキガ治療
電子レンジに使用されるマイクロウェーブを皮膚に照射する治療法です。
水分量が多い汗腺にのみ反応し、ワキガの元となるアポクリン腺にダメージを与えます。
皮膚を切開しないので傷跡が残らず、治療後のダウンタイムが短くて済みます。
費用は保険適用外なため高額になり、何度か効果が出るまで照射する必要があります。
クアドラカット法によるワキガ手術
先端にシェーバーが付いた機械を入れるだけの皮膚を切開し、アポクリン腺ごと皮膚を削り取る治療法です。
直視下反転剪除法より切開する皮膚の範囲が狭くて済みます。
費用は保険適用外のため高額になります。
目視で汗腺の状態を確認できないため、汗腺の取り残しや皮膚を削り取りすぎてしまう可能性があります。
超音波吸引法によるワキガ手術
クアドラカット法と同様、超音波を当てる機械が入るだけの皮膚を切開します。
超音波によってアポクリン腺を除去し、吸引することでワキガの臭いを軽減することができます。
傷跡が小さいことがメリットですが、汗腺の取り残しや皮膚の削り取りすぎの懸念点があります。
院長のご挨拶
あなたの人生からワキガという悩みが消え去ったらどんなに楽でしょうか?
ワキガ治療の中で一番確実で効果が期待出来る「直視下反転剪除法」は、非常に医師の技術力と根気が求められる治療だと言えます。直接目で見てニオイの元を一つ一つを手で切除していくのですから、それも容易に想像がつくと思います。数あるクリニックの中でもこの施術を保険適用としない理由としては、美容の要素が強いという理由もあげられますが、恐らく採算が合わないからでしょう。
一方で、ワキガに悩む患者様は日々の生活も心から楽しむ事が出来ずに苦労していらっしゃるのではないでしょうか?当院はそのような悩める患者様の声を聞き、もっと施術への敷居を低くすることでお悩み解決へのお手伝いができたら…という一心で保険適用手術とさせて頂きました。
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日本美容外科学会正会員・認定医
日本美容外科医師会正会員
日本抗加齢医学正会員 -
95年 聖マリアンナ医科大学卒業
95-97年 同大学麻酔科勤務
97-02年 大手美容外科勤務のちに、分院院長歴任
03-06年 医療法人博済会鈴木病院 美容外科外来開設
06年 池袋サンシャイン美容外科開設
09年 医療法人社団 栄真会 開設